器用貧乏の独り言

器用貧乏なおっさんが気の向くままに。

【Python入門】ファイルをコピぺする


会社員の皆さん、毎日のルーティンワークの中にファイルの移動(コピー)があったりしませんか?

私の会社では、「某システムから出力されたcsvファイルをそれぞれ決まったフォルダに移動する」という仕事が存在しました。

作業自体は簡単なのですが、単純作業すぎて

「これって人間がやる必要ある仕事か?」

と思うようになりました。

そこで、Pythonという言語を使ってこの仕事を自動化してみました。

今日は、そのプログラムを簡単に紹介します。
※実際のプログラムはもう少し複雑なのですが、分かりやすくするために簡略化Ver.で説明します。

デスクトップに「コピー元」と「移動先」のフォルダを作りました。
右側にある「csv_move.py」というのがPythonで書いたプログラムです。

「test1.csv」・「test2.csv」この2つのファイルをコピペしていきます。

今回の肝となる、プログラムはこんな感じです!
#使用するモジュールの呼び出し
import shutil
import os
 
#test1.csvをコピペ
shutil.copy(
   r'C:\Users\-----\Desktop\元データ\test1.csv',  #コピー元のファイルパス
   r'C:\Users\-----\Desktop\移動先\test1.csv'   #コピー先のファイルパス
)
#test2.csvをコピペ
shutil.copy(
   r'C:\Users\-----\Desktop\元データ\test2.csv',   #コピー元のファイルパス
   r'C:\Users\-----\Desktop\移動先\test2.csv'      #コピー先のファイルパス
)

今回はコピペするファイルが2つなので、こんなコードになっています。
コピペするファイルの数だけ「Shutil.Copy()」を記述してください。

このプログラムはダブルクリックで実行できます。

実行すると無事コピペされました。


※既に同名のファイルがある場合、上書き保存されます。

「ダブルクリックするのもめんどくさい!」

そんな方は、タスクスケジューラーで定期実行しちゃいましょう。
※タスクスケジューラーの使い方はまた別の機会に。

いかがだったでしょうか?
意外と簡単だったのではないでしょうか?

IT後進国である日本では、自動化できる単純作業まで人間が手作業でやり続けているケースが非常に多いです。

自動化できる単純作業は、どんどんPCにやらせて、浮いた時間の分だけ早く家に帰りましょう!