リーダーに必須の「ファシリテーションスキル」とは?チームの成果を引き出すために必要な力
◇前置き
現代のビジネス現場では職場の多様化やリモートワークの拡大により、チームで成果をあげるための「ファシリテーションスキル」がリーダーにより強く求められるようになってきています。
職場のリーダーには、これまで以上に“場をつくる力”と“全員の力を引き出す技術”が不可欠です。
◇ファシリテーションスキルとは——リーダーシップを支える必須能力
ファシリテーションスキルとは、会議や日常のコミュニケーションの場でメンバー一人ひとりの意見を引き出し、対話を促進しながら合意形成や意思決定をサポートするスキルのことを指します。
単に会議を進行するだけでなく対立意見を整理し、誰もが納得できるゴールへと導く役割がリーダーには求められているのです。
◇ファシリテーションスキルがリーダーに求められる理由
組織が複雑化・多様化するなかで、すべてをトップダウンで決める従来型マネジメントでは柔軟な対応が難しくなりました。
イノベーションや課題解決には現場の多様な知恵や視点の統合が不可欠です。
そこで求められるのがリーダーによる的確なファシリテーションです。
具体的には、以下のような場面でその重要性が発揮されます。
・各メンバーの意見や気づきを引き出し、多様な視点を活かす
・議論の目的やゴールを明確にし、話し合いを建設的な方向に導く
・意見の対立や停滞を乗り越え、合意形成までサポートする
・メンバー全員が参加・納得感を持てる環境を整える
◇リーダーのファシリテーションスキルがもたらす効果
リーダーにファシリテーションスキルが備わることで、会議やチームディスカッションが「発表の場」から「対話と共同創造の場」へと進化します。
誰もが主体的に発言しやすくなり、メンバー一人ひとりの強みや知見を最大限に引き出すことができます。
また、納得感のある意思決定ができるため結果として実行力の高い組織づくりにつながります。
さらに心理的安全性や相互理解も高まり、離職防止やエンゲージメント向上にも良い影響をもたらします。